無限回廊 PSDファイルの宝箱

私はPhotshopで色を重ねる
其れは時に
修正が出来る
デジタルアートだから・・・と
簡単に

「捉えられて」しまう
その色を塗り重ねて
塗り重ねた先に
｢何か」を生み出すために

ありったけの｢透明感」と｢奥行き」を
そえて其処にデジタルアートではない
色の集合体を
生み出そうと・・・・・・・・・・・・・
必死にもがきながら
今まで｢生み出してきた作品たち」

流れと曲線
変形しながらも　輝きを失わない
それらのパーツの｢色の｣ひとつ、ひとつを
私は決して無駄にはしない・・・

その作業の工程は
PSDファイルとして大切に保存管理しています

いつかその宝箱から「その瞬間」を
思い出すために！

消し去る事ができない一点物の
｢アナログ」な世界とは
違う・・・・

無数の作品たちの

「むげんかいろう(無限回廊）」


その名の通り
くるくると作品達は
過去も未来も・・現在も

まるで色音の回廊を歩くように
いくつもの｢顔」をもち
私に
色の｢語り部」としての
役割を与え・・・
語りかけてくる。



だから描くんだ！
その奏でる｢色」を｢五感」という
音に変えて

今ここに「生みの苦しみを味わいながら」
いつかそれが｢美味い美酒」のような
かぐわしい｢輝き｣を放つように


描く


描きぬくんだ　生き抜くんだ
この感覚の先に
私の求める｢夢」がある