今日の病院での出来事（その弐）

今日の病院での出来事（その弐）
早めの予約だったので

検査などが終わり
カルテを持って「会計」を待つ間
こんな出来事がありました。
車いすに乗った
おばあちゃんと女性の親子連れ
何気なく
本当に悪気はないのですが
「声」が聞こえてきてこんな会話のやり取りでした。



「あんたぁあなんばのむとぉ？」
「お湯でよか？」
娘さんらしき方が問いかけます。

車いすに乗ったショートヘアの
ご婦人は

「うん」
と答えました。

娘さんらしき人は
お湯とお水を入れた
「白湯」を差し出します
此処までは「普通」の親子の会話でした

いきなりそのおばあちゃんは
「わたしゃあつかとはのめん！」
と娘さんに伝えます
そのあとの会話が

「はぁああ？？？」

｛あんたさっきは
「おゆでよかと？」と聞いたら
「うん」っていいよった
じゃかなと？｝


「はぁあああ？
わけわからん」(￣＾￣)

そのあとに
ぼそっと「あんたたいぎゃなばかになってしまったとねー」
「ほんなこつ」

「こまったもんたい」

熊本弁丸出しの会話で
分かりにくいかもしれませんが・・・・。



ただのありふれた
病院での
「ひとコマ」です
でも
あんたーーばかになってしまったとねーー
と言って
自分の母親を観た時の

その女性の目が
私の眼にうつり
　その眼は
あまり
言葉うまくできませんが


「嫌な眼をしていたのです」


私にも
生家熊本県山鹿市には
「母」がいます
何十年も
農業に精を出しまだ
昭和１８年生まれなのに

腰が曲がってしまった
大切な「母」がいます


人間は
「老いていきます」
身体も想うようにならなくなります。
意識も「思うように働かなく」なる時もあります



私は
母が「老いて」車いすに乗ったり
上に書いたような「場面」に
自分自身が
遭遇した時

私は
どんな行動をとるのでしょうか？

どんな表情を
母に見せるのでしょうか？

私もやがては
「老います」


人間の時の理は
輪廻のようにめぐる

生を受け「この世」に
誕生し
子になり母になり年老いていく


私は
ちゃんと
母の手を握り
ちゃんと

母を娘として
子として
恥ずかしくない

「見守り」ができるのかな？
と考えさせられた

今日の病院での出来事でした・・・・・・。
うまく伝えられなくて
ごめんなさい


無性に
母に会いたくなりました

母をぎゅぅうううううううううううううううううと
「抱きしめたい」そう
思いました。


皆様
お母さまを
大切に！(*＾ー＾)ノ